商品説明
倉敷意匠
親骨60cm スチール、生地 ポリエステル、手元 ニレ
前原光榮商店さんの倉敷意匠オリジナル傘は、手元に竹節を模して轆轤挽きされたニレ材を使用しました。実は、19世紀のアメリカ製ウインザーチェアの脚のデザインをヒントに作ってもらったのです。アメリカのウインザーは、本家イギリスのものより細身で軽やかなフォルムが特徴です。竹モチーフのデザインは、当時の欧米でのオリエンタルブームを象徴するものなのだそうです。16本骨は、初めて持った時には少し重さを感じるかもしれません。ところが、使ってみればすぐに、それが手に馴染むちょうどの重みであるとわかるでしょう。手元のデザインの軽みも、その感じを助けてくれるはずです。傘内側の天紙とロクロ巻き部分だけ生地色を変えたのは、雨降りの日にも楽しみをひとつと思ってちょっと遊んでみました。
前原慎史
1973年東京生まれ。皇室御用達の傘ブランド・前原光榮商店3代目。創業者の祖父・光榮氏と東京都優秀技能賞都知事賞受賞の父・裕司氏の傘創りに対する情熱と技を継承する。